SC57にクイックシフターつけてみた RevCraft Quick shifter STD TYPE-2(CBR1000RR SC57専用)

今回はついにクイックシフターを取り付けていく。取り付けるクイックシフターはRevCraft Quick shifter STD TYPE-2だ。
コチラのクイックシフターはシフト圧調整・ギアやエンジン回転ごとのカットタイムの細かい調整機能だけでなくローンチコントロール・ピットレーンリミッターを搭載しておりツーリングでよく使う低回転領域でのシフトショックを軽減するSmooth_shiftを搭載したクイックシフターでBluetoothで装着後も機器を外すことなく設定の変更もできる高機能なものになっている。後付けタイプなので基本シフトアップのみのオートシフト対応。
SC57専用の場合最初からセッティング等が施されている&説明書に詳しく信号の取り出し方法等が書いてあるのでほぼポンつけでOKである。なのでので早速取り付けていく。尚、ダイレクトイグニッションコイルに割り込ませる形になるのでそこまでの外し方コチラの記事に詳しく書いているので参照してほしい。

セット内容

セットにはシフター本体、配線一式、説明書、シフタースイッチが入っている。ヤフオクで購入の際は即決以外シフトロッドは別売りになるので注意。本体はETC車載器よりも小さくそして配線類もしっかり作られており長さも余裕があるのでシート下まで自由に取りまわせそうだ。

プラグはついてきませんがどうせなら一緒に交換をおすすめ!

<シフターユニット スペック>
・(W)70(H)20(D)90
・ローンチコントロール対応
・ピットリミッター対応
・Smooth_shift(気筒制御)対応
・Bluetooth 2.0 (通信距離 5m)
・ツーリング向けの初期セッティング済み

<ロッドセンサー スペック>
・(全長)78mm/(直径)17mm
・(左雄ねじ)20mm/(左雌ねじ):20mm
・PUSHタイプ
・防水設計
・センサー耐久性:1,000万回以上

<内容物>
・シフターユニット x1
・ロッドセンサーユニット x1
・ハンドルスイッチ x1
・イグニッションコイルハーネス(CBR1000RR SC57専用)x1
・スピードパルス・エンジン回転信号用ハーネス x1
・予備ステッカー x1
・M6左ねじナット x1
・タイラップ x3
・エレクトロタップx2
・説明書 5部
ヤフオク即決特典:シフトロッド

ダイレクトイグニッションコイルにとりつける

説明に従い取り付けていく。難しいことは何もなくカプラーオンで割り込ませるだけ。注意点は接続するカプラーの順番が決まっているので間違えないように!車体側のカプラーに番号を書いておくとよい。

スイッチを取り付ける

ローンチコントロール・ピットレーンリミッタースイッチ兼インジケータースイッチを取り付ける。マスターシリンダーホルダー等任意の場所にに共締めするだけでOK

信号線を分岐させる

信号線は2種類、スピードと回転数を取り出す必要がある。場所に関してもSC57の場合前期後期ともに説明書に記載があるので簡単。説明書に対応した色の場所に付属のエレクトロタップで取り付けていこう。
【SC57の各信号】
回転数→黄/緑
スピード→桃
 
【SC57の各信号】
茶→回転数 
灰→スピード 
なので間違えの無いようにしっかり取り付けたい。

シフタースイッチを取り付ける

シフタースイッチとチェンジロッドを純正のものから交換する。配線類はいい感じに内部を通し、若干余裕をもたせたせ、走行中に線がおちてこないように付属のタイラップなどでシート下等に固定したほうが良い。

こんな感じにとりつける。

アースに接続する

シフター本体から出ているクワ端子をバッテリーマイナスに接続する。

配線を整える

各配線類をタンクやカウルをそわせてきれいにまとめて取り付ける。この際配線チューブ等を取り付けることをおすすめしたい。エンジンの熱や日光などから配線を守るだけではなく見た目がきれいに仕上がるのでぜひ取り付けてほしい。おすすめはエーモンのプラ製の配線かデイトナ等から出ているタイプ。見た目を純正風に仕上げたい場合見える箇所にはデイトナのものを使うのがおすすめ。そのほかもタイラップやハーネステープを使ってまとめておく。

配線保護のためにもぜひチューブなどは用意してほしい。

本体を取り付ける

最後にカプラーを接続し本体をシート下に取り付けていく。説明書にも書いてあるし、つくようにしかつかないので迷うことがないと思う。

Bluetoothでセッティングをする

通電確認をし適時シフターのセッティングをしていく。この際メンテナンススタンドなどを使いセッティングする。ちなみにメンテナンススタンドに関して中華と国産どちらがいいかレビューしているのでメンテナンススタンドを持っていない人はぜひチェックしてほしい。そのほかシフト圧の設定があるがそちらにかんしてはBluetooth接続の必要はないのでSC57の場合、公道仕様で走るのならばBluetoothなどでセッティング等しなくてもOK。つけるだけで即クイックシフター使用可能である。


Bluetoothでの設定に関してもマニュアルに詳しく書いてあるので迷うことはないはず。PCに回転数などが表示されるのはなんか近代化!ってかんじでテンション上がる(ちなみにSC57専用品は公道向けモデルのギアレートセッティング済み、ツーリング向け初期データ入りでセッティング不要。取り付け後PC不要のシフト圧セットをするだけで使用可能です。

細かいセッティングする際はメンテナンススタンド等は必須 以上で取り付けは完了お疲れさまでした!

実際につかってみた感想


実際使ってみると…きもちぃぃぃぃ!!楽ぅぅぅぅ!!


クイックシフターって必要?と思っていたがあるとめちゃくちゃ便利で本当に楽。SC57は油圧クラッチなのでまぁ重いのだがそれがなくなるだけでめちゃくちゃ楽である。ビビっていたシフトショックも全然なく快適そのもの。もはやカブ並みに快適である。そして何より手間なく加速できるのでスタートから巡航までがストレスなくでき公道でもクイックシフターはやはり便利であった。あまり意識していなかったが意外とクラッチ操作で疲れている場合もあるんだなと身をもって体感した。
あと音、音が気持ちいです(超重要)ピットリミッターに関しては公道で使う機会はないがローンチコントロールのほうは使ってみたのだがこれもめちゃくちゃ気持ちよくスムーズに安全に発信できるので1度試してみるといいかもしれない。まるでカタパルト発進する戦闘機のような感覚を味わうことができる。ちなみに両機能とも公道でつかう機能ではないので注意されたし。これからはSC57でのツーリングがまた増えそうな予感である。

シフター本体自体は他社に比べやや大きめではあるが多機能でシフトスイッチもシンプル。シフトインジケーターと聞くとレース向けで回さないとシフトチェンジできないものやショックが大きいものも多いがこちらは低回転でもストレスなくシフトチェンジでき、公道用データがセットアップ済みなのもありがたい。なので主に公道で使う人にもサポート含めおすすめではないだろうか。そしてサクサク上がり幻の7速に入れがちなのでシフトインジケーターはあったほうがいいなと思った。そしてアクセルロッカーをつければ実質ツアラー(大嘘)長距離が快適になるのは間違いないだろう。

実際に初走行の感想&シフトインジケーターについても詳しく動画にもしているのでぜひコチラでもチェックしてほしい。

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