『KLX125のブレーキパッド交換してみた


納車した時からかなりすり前後が減っていたがもう限界なので交換していく。外から見てもだいぶやばい。

今回交換するパッド


今回交換するのはコチラ、デイトナハイパーシンタードパッド品番はF:72451 R:72433となっている。
ハイパーとかかいてあると超レースみたいな感じをイメージしてしまいがちだがハードな走りでの性能より、一般走行での耐久性や快適性を重視した公道重視なロングライフなパッドである。定価はかなり高めに感じるのでお店で買うのはちょっと気が引けるがAmazonだと半額ほどで買えるので自分で交換できる人はかなり安上がりである。今回のものは前オーナーにプレゼントしていただきました!本当にありがとうございました!

キャリパーとパッドを外す

前後ともにキャリパーは2本のボルトで止まっており、パッドは2本の六角のパッドピンで止まっているので外していく。Fキャリパーのボルトは結構特殊なので舐めたりなくしたりしないように気を付けたい。
キャリパーを外す前にパッドピンを緩めておくなぜかというとキャリパーを外した後だとパッドピンを外すのに苦労するためである。

キャリパーを外したらパッドピンを外しパッドを抜いていく。こんな感じで1mmくらいになっている()
本来のパッドはこれくらいあるのでかなりギリギリだ。
ここでそのままパッドを付け替えてもいいのだがキャリパーのメンテナンスをしないとキャリパー自体がダメになってしまうので掃除やグリスアップをしていく。この際あるといいのがキャリパーピストンツールでキャリパーのピストンを回したりするために必要。


メンテナンスとしてやることは
・キャリパーのさび落とし
・パッドピンのさび落とし(歪んでいたら交換)
・パッドピングリスアップ
・全体的な汚れ落としである。

基本的にピストンなどはプラ、キャリパーは真鍮などの金属でメッキを傷つけないようにブラシで落としていく。パッドピンはさび落としや細目の紙やすりやコンパウンドで落とすとよい。中速乾タイプのパーツクリーナーでもいいが食器用洗剤が一番なんか安心な気がするのでキャリパーはそれであらうのもいいかも。グリスアップはキタコの小さいタイプで全然足りるのでOKです

パッドを装着する


パッドを装着していくがなき止めとしてパッド裏面にグリスを塗っておくとよい。
で…パッドを入れるのだがキャリパーが出ていてはいらない場合が多いと思う。特に今回のようにぎりぎりまで使うとほぼ入らないだろう()そんなときに便利なのが車用のキャリパー戻しである。
これがあれば簡単に押し戻すことができるので持っておいてもいいかもしれない。ない場合は外したパッド等をかませてマイナスドライバーなどで中央から押し広げると戻ります()
装着したら逆手順で取り付けレバーを握って終了です、あ、つけ終わるまでレバーは握らないようにしましょう()

交換してみた感想


KLXはキャリパーの仕組みが簡単だったのでサクサク交換できた。強力な高性能キャリパーもいいがメンテナンス性を考えるとやはりシンプルな構造のほうが助かる。いままでパッドが薄すぎて結構握る必要があったり微妙な匙加減がなかったのだが厚みが出たことで握り心地が変わりいい感じになった。もちろん制動力も申し分なくついていた純正だとしょっちゅうリアがロックしていたのだが、これは純正よりしっとり止まる感じがありロックしずらい感じが結構あった。

ちなみにパッドは純正がついてました。


パッド交換自体は結構簡単なのだが不具合があると重大な事故につながるのは間違いない上、キャリパーのメンテが大変で手が大変汚れる地味な作業なのでニトリル手袋をつけるべき。お店に丸投げするのも悪くはない。このパッドは見た目が金色なのでチェーンといい感じにあっていて若干おしゃれ感が上がってよかったね!KLXくん!!
メモ:交換時走行距離 39324km

今回使用したものはこちら

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