コペン L880K 2020/8/31~

バイクは早いうちから乗っていたが実は車の免許をとったのは令和になってからでありはじめての自分の車がこのコペンL880Kである。なぜコペンにしたかというと、小さくてオープンで四気筒でかわいいから。正直なところ車に全く興味がなく生活のために必要ではあるが趣味で乗る機会がないのでは?と思いどうせなら車が楽しく感じるものがいい。そしてバイクしか乗っていなかったため足元の見えない恐怖と慣れない感覚がこわいのでオープンで目視しやすいものがいい。そして四気筒!MTの運転を覚えられる車がいい!とのことで選んだ結果がこのコペンである。

実際にビートを買う寸前まで行っていたのだが、やはりハードトップで自動開閉な点、そして余裕のトランクルーム、そして座ったときのフレンドリーさと車感。何より4気筒でターボの使いやすさにひかれた。ビートに試乗した際に独特のメーターが思ったよりバイクで自分が求めている車とは違うものであり、3気筒NAの音と加速感、内装の感じが家族が乗っている軽トラそのもので、よく言われている回して楽しいスポーティよりもまんま軽トラに乗っている感覚を素人の自分は先に感じてしまい購入には至らなかった経緯がある。

そして最悪の形で納車を迎えた。詳しくはこちらの動画を見てくれればわかるのだが納車整備で数か月まち、旅行がてら友人と栃木→鈴鹿まで車を取りに行ったのだがなんとターボが動かない、ラジエーター故障ルーフロック故障のまま納車されたのである。初心者の自分は気づくことなく高速に乗りなんかスピードが出ない、そして警告音が鳴り響く車内(ルーフロック警告音)友人がいなければそのまま事故なっていたかもしれない。すぐさま店舗に連絡するも、『レッカーはだせません自走で帰ってきてくれればみます。』と完全に客をなめている感じで納車整備とは何なのか?と疑問が浮かぶ内容だった。お店は不死鳥といった名前なのに車は死にかけであった。どうにか自走で店舗まで戻り車を預けて友達と車を納車せず栃木に戻り整備後、陸送していただくことに。もし最初から陸送だった場合どうなっていたか考えるだけでも恐ろしい。

そしてまだここで終わりではない。整備後陸送されてきた車は明らかに野ざらしにされていた感満載で車内には埃がたまり車内には吸い殻、使ったウェスのごみ、六角レンチが散乱してのお届けである。しかもその不死鳥グループの会社は旅費、ガソリン代、修理費等をこちらに払わせようとしてきたのである。その後もめにもめ、結局営業の人が色々と割を食う形で金額は相殺されたのだが…皆さんもこの不死鳥グループでは絶対に車は買わないほうがいい。ヤフオクよりひどい。そんなのがこのコペンとの出会いである。おかげで擬人化キャラもあんなことに…

実際乗ってみた感想としては他の3気筒とは違いやはりスムーズで静かな印象、そして何よりオープンの解放感はバイクとは違った楽しさにあふれていた。ちなみにオープンの夏はクソ熱いです。車内は現代の軽自動車より広くはないが1人で乗るには十分な大きさですべてが手の届くところにある1Lのような快適さがある。トランクも広く日常のお買い物で困ることはほぼない。そしてこの愛くるしい外観と小ささがたまらない!自分のコペンはレザーパッケージ、というものだったらしく革シート(破れていたのでカバーつけた)純正MOMOステ、専用内張、スカッフプレート、シートヒーター等意外といい感じの内装になっていた。

実際自分はこの車で運転にも慣れ(バックはまだ苦手だが)だんだんと車に乗る回数も増え自分の日常に新しい楽しみができたのは言うまでもない。ただ、塗装は剥がれ落ち、距離数も10万オーバー、シフトチェンジの感覚もゴリゴリで状態がよくないのでいつまで乗ってあげられるかはわからないが次に乗るとしたらトランポを考えない場合、またコペンに乗りたい。今はそう思っている。

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